よく遭遇する眼の病気について

こんにちは。
京都市北区にある動物病院 京都 獣医師の坂口邦彦です。当院は、京都市北区、右京区、上京区の区境の西大路通り沿いにあります。また、上京区にはねこ専門病院である動物病院 京都 ねこの病院があります。

今年ももう半分が過ぎ6月となりました。新生活が始まった方も落ち着いてきた時期かと思います。ねこさんも繁殖シーズンから子育ての時期となり、保護されて連れて来られることが多くなってきています。

保護された仔ネコさんがこの時期には来院され、感染症からの結膜炎を起こしているこが多くいます。

今回は犬や猫で比較的よく遭遇する眼の病気についてお話しようと思います。

 

・目が赤いんです。
・目が痛そうなんです。
・目やにが多いんです。
・目が白いんです。
・目が見えていない気がします。

 

目についてのよくある主訴はこのような感じです。
しかし、同じ主訴だからといっても同じ病気というわけではなく、様々な病気があります。

 

例えば、目が赤いといった時にどんなことが考えられるでしょう。おそらくこの、目が赤いという症状は、飼い主さんが一番よく遭遇する症状かと思います。
目が赤いと聞いた時に大事になってくるのは、まず目の表面が赤いのか、眼の中が赤いのか。目の表面が赤いとしても、結膜・強膜(いわゆる白目)が赤いのか、角膜が赤いのか。片目なのか両目なのか。

 

こういった状態を引き起こす病気は多々ありますので、正確に原因を診断していくことが重要になります。表面の赤みがある場合、充血や血管新生が起きています。しかし、原因としては、感染、外傷、慢性的な刺激、ぶどう膜炎、緑内障と多岐に渡ります。

眼に問題が現れた場合、眼だけの問題だけでなく、感染症や腫瘍、内分泌異常などの全身疾患からの影響の一端であることもありますので、全身状態への注意が必要になります。

放置することで取り返しのつかないことになることもあります。保護したばかりの子猫で眼が真っ赤に腫れていると、ひどければ眼球と眼瞼が癒着する所まで至ってしまうこともありますので早めに動物病院へ連れて行ってあげて下さいね。

 

 

動物病院 京都

獣医師 坂口邦彦