狂犬病という病気について 2018年4月更新

こんばんわ。動物病院 京都   獣医師 小川 修平です。
自分は動物病院 京都の近くの京都市上京区に住んでいるのですが、桜が一気に満開となり、ちらほら桜吹雪が舞うまでになって、徐々に春の訪れを感じる日も多くなり、今年もプロ野球が開幕するなぁ…なんてことをふと考えながら過ごしています(余談ですが私は15年来熱狂的な中日ドラゴンズファンです。関西在住の阪神タイガースファンの皆様スミマセン笑)

同時に春と言えば狂犬病予防接種が始まる次期だなぁ…なんてことが頭をよぎります。
そこで、本日は狂犬病という病気とはどんなものなのかについて簡単にご説明できればと思います。

まず、狂犬病とはどういう病気なのでしょうか?
狂犬病は、狂犬病にかかった犬や猫やコウモリに噛まれることでウイルス感染し、発症する病気で全種類の哺乳類(犬さんだけでなく猫さんや人にも)に感染し、発症した場合致死率は100%(治療法なし)という恐ろしい病気です

現在、日本では狂犬病の発生は見つかっておらず、狂犬病清浄国と呼ばれているのですが、狂犬病清浄国は日本を含め6地域(アイスランド、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ、グアム、フィジー)しかありません。
日本の近隣諸国では毎年のように狂犬病の発生が認められており、セアカゴケグモやヒアリといった近年日本を騒がせた昆虫類などと同様に、ウィルスという種類は昆虫と違えど、近未来として、いつかは日本に狂犬病が入ってくることがかなりの高確率で起きることが予想されます。

そんな治療法のない狂犬病ですが、唯一防御できる方法があります。
それは予防接種により感染に対する防御を行うことです。
日本に発生がないから予防接種をしなくていいのではなく、発生を防ぐためにこそ狂犬病の接種が必要不可欠になります(狂犬病予防接種は混合ワクチン接種などと異なり、国の法律で接種が義務付けられています)。

つらつらと書きましたが、ポイントをまとめると
・狂犬病は発症すると、致死率100%の怖い病気で人にも感染する
・日本での発生を防ぐために予防接種は必要不可欠
・国で接種が義務付けられている
です。

狂犬病予防接種に来られる際には、身体検査を実施しながら接種します。
その他、病気の相談、しつけやフードの相談など、気になることがあればお気軽にどうぞお伝え下さい。

 

動物病院 京都
獣医師  小川 修平