耳の内視鏡(オトスコープ)症例その1 2017年4月更新

こんにちは。
動物病院 京都 獣医師の 吉田昌平です。
だいぶ温かくなってきました。桜の花見はあまりできず、通勤途中に脇目で見たくらいでいつの間にか葉桜になっていました。

当院は、京都市北区、右京区、上京区の区境の西大路通り沿いにあります。
また、最近では、上京区に新たに、ねこ専門病院である、動物病院 京都 ねこの病院を開院いたしました。

さて、前回お話した耳のトラブルに続いてですが、今回は耳の内視鏡(オトスコープ)のお話をしたいと思います。

・外耳炎と診断されたが、なかなか治らない
・点耳薬をさすと一旦は良くなるが、また悪化してを繰り返す

このような場合は、通常の外耳炎ではなく、鼓膜付近や、さらにその奥(中耳や内耳)に問題がある可能性があります。

当院では、去年から耳の内視鏡(オトスコープ)を導入しており、診断および治療を手助けする機器として活躍しています。
本領を発揮するのは、外耳道や鼓膜の観察 もしくは 鼓膜が破れている場合はその奥(中耳領域)です。

去年の年末にも、散歩中に突然耳を痒がる素振りの後に痛がり、病院でも耳を触られると痛くて鳴いてしまう子がいました。
耳の内視鏡で確認すると、耳の鼓膜は破れており、耳道が浸出液により浸かっている状態でした。
チューブにて液体を採材し、院内で細菌が検出されたため、その培養検査と薬剤感受性試験を実施して使用する抗生剤を決めることにしました。
耳の中の浸出液を取り除き、よく観察すると植物の種子が入っていたため、慎重に取り除いた後、耳の洗浄をしました。

耳の中に、白い塊がごっそり取れた 少し珍しい症例も紹介しています。
→ 耳の内視鏡(オトスコープ)症例その2

現在、耳の内視鏡(オトスコープ)のモニターを募集しており、通常検査代3,000円のところ、1,000円で承っております。(ただし、鎮静が必要な場合は別途、鎮静料がかかってきます。)

先着10名様とさせて頂いているため、早めに獣医師またはスタッフに声をおかけください。

動物病院 京都
獣医師 吉田昌平