まさか?団子の串を丸呑み飲み?

動物病院 京都 ねこの病院 HP
http://neko-kyoto.jp/

こんにちは。
動物病院 京都 獣医師の 吉田昌平です。
最近 暖かい日が続いてますね。季節の変わり目は体調の崩れやすいタイミングでもあるので、普段と様子が違う場合は早めに連れてきてあげてください。

当院は、京都市北区、右京区、上京区の区境の西大路通り沿いにあります。
また、最近では、上京区に新たに、ねこ専門病院である、動物病院 京都 ねこの病院を開院いたしました。

・おもちゃを食べてしまった
・ヒモを食べてしまった
・ティッシュをよく食べる
・何でも口に入れる
など、色んなのを食べてしまった話を聞きます

 

その他に
・チョコレート
・玉ねぎ
・ホウ酸団子などの殺虫成分の含んだもの

このあたりを口にして患者さんも毎月のように来院されています。

 

こないだは、団子の串を丸呑みしたとのことで、駆け込まれたパピヨンさんがいました。

お子さんが食べている団子を横取りしたとのことで、慌てて口から取り出そうとしたが、むしろ逆効果で、逃げて行って、結局丸呑みしてしまったとのことでした。

 

困りました。。。

 

串を丸呑みしていた場合、食道や胃を傷つける可能性があり、催吐処置もリスクを考えると容易ではありません。

 

かといって、何もせずに、うんちとして出せるかどうかは厳しい大きさです(丸呑みだと12cm近く)

 

相談の上、内視鏡で、位置を確認してから、試験開腹で取り出すことになりました。

 

以下はそのときの写真です。

内視鏡で確認すると、食道に串の先が見えてきました。

 

内視鏡で確認しながら、鉗子で串の先を掴んで、ゆっくり、慎重に引っ張り出します。

無事に食道を傷つけることなく、串を取り出すことに成功しました。

今回は、無事に内視鏡のみで、串を取り出すことができましたが、一歩間違えると、串で、食道や胃腸に穴を開けていたかも知れないところでした。

 

手の届く範囲に、物を置かないのが鉄則ですが、予想もしていないものを口にしたりすることがあります。普段から、拾い食いをしない練習だったり、口に入れても、離すようにトレーニングをしておきましょう。