猫の歯肉口内炎について 2017年8月

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こんにちは。
動物病院 京都、獣医師の小川修平です。

当院は、京都市北区、右京区、上京区の区境の西大路通り沿いにあります。

甲子園がとうとう始まりました!今日は大阪桐蔭の初戦!近畿勢には何とか頑張ってほしいものです!笑

今日は猫ちゃんの歯肉口内炎についてツラツラと綴りたいと思います。
実は猫ちゃんは口内炎がとても多い動物なのです。しかも難治性であることもしばしばで意外と厄介な病気です。

百聞は一見にしかずということで、まずは実際の写真からご覧いただきましょう(画像注意)。


結構痛そうですよね…

この歯肉口内炎が起こる理由ですが、口の中の細菌やウイルス、あるいは免疫学的な異常が原因と言われていますが未だに明確な理由は明らかになっていません

症状としては、よだれ開口拒絶口腔内出血食欲低下体重減少等が挙げられます。
お家で最近、

口元を気にしている
食欲がない、あるいは食べようとしても食べていない
よだれで前足や身体が濡れている
痩せてきた

などの様子が見られれば要注意です!

また食欲低下が見られた場合、数日~数週間ご飯を食べないことで肝臓に悪影響が及び肝リピドーシスという病気になり、非常に危険な状態に陥ることもあります。

では当院ではどのような治療を行っているのかというと

歯肉口内炎が重度の場合、根本治療としては基本的には抜歯を行います!
の増殖巣となっている歯を抜いてしまいます!
歯肉口内炎が軽度の場合には
①抗生物質
②抗炎症剤
などの治療で状態が改善してくれるか観察します。
当院では侵襲性の低い口腔内レーザーを用いて治療を行うこともあります。

ちなみに、データ上では全顎抜歯をおこなった60%の猫ちゃんで改善効果が得られています。

歯や口腔内の疾患については予防早期発見が治療をすすめる上でとても大事になってきます。
お家で上のような症状が見られたり、お口の中が赤い様子があればすぐにご相談下さい。
歯のケアの方法がわからない方も、スタッフが歯磨きや歯石予防のご相談や指導にあたらせていただきますのでいつでもご来院下さい!

動物病院 京都
獣医師 小川修平