院長ブログ

8月よりいくつか変更があります。2017年7月

2017年7月22日

こんにちは。動物病院 京都 院長の園田祐三です。
最近、梅雨もあけ京都特有の暑い日々が続きますね。この暑さで、人も動物も熱中症にならないように気をつけなければなりませんね。
8月から夜間診療を正式に開始致します。それ以外にも変更される部分があります。徐々にお伝えしていけたらと思っています。

私院長園田は、4月下旬に車に轢かれて以来、病院にはおりましたが、診察することができずご迷惑をおかけいたしております。現在はほぼ回復し、予約診療を実施しております。お電話もしくは受付にてご予約をお取りください。

8月よりいくつかの変更点があります。
具体的には、
8月7日 月曜日 より
①院長 園田 診察が完全予約制に変更となります。
院長園田は、夜間診療に月曜日、水曜日、木曜日隔週、土曜日に入るため、日中の診察は月曜日と土曜日を予定しております。
(混雑状況により、ご指名のない方も診察致します。)
8月24日 月曜日より
②夜間診療(20:00-24:00)が始まります。
それに伴い、午後の診療時間の受付が、30分短縮されます。
診療時間
午前:9:00-12:00(変更無し)
午後:16:30-20:00(受付は30分前の19:30まで)
となります。
③院長 園田以外の獣医師、坂口、吉田、谷田、尾関、中西、小川については、予約併用性をとります。(8月7日から24日は移行期間です。)
④皮膚科専門診療(院長 園田)を実施します。ご予約をお取りください。
⑤継続診察料、再初診料の導入など一部診察料検査料などの改定
⑥提携駐車場
現在
1時間無料


2時間無料
に変更(駐車場代が診察代を上回る場合は、別規定)

などです。
院内においてもご不明な点は、動物病院 京都 受付もしくは動物看護師、獣医師などにお伝えもしくはお聞きください。

動物病院 京都
院長 園田 祐三

交通事故の経過 その2 2017年7月

2017年7月3日

こんにちは。動物病院 京都 院長の園田 祐三です。

4月に交通事故で、車に轢かれてから診察から遠ざかっていますが、だいぶ回復してきました。
前回のブログに、交通事故の発生状況を報告しましたが、今回は現在の状況をお伝えしたいと思います。

下の写真は、自分の左手です。約長さ30mmのチタンスクリューを入れました。


また写真にはうつっていないですが、左手の橈骨という骨の遠位部分の骨折端を除去し、新しく靭帯を再建する手術もしています。

はたからの見た目は普通なのですが、左手が使えないというだけでこんなに大変なものかと色々と実感しました。
近くの飼い主様と、近くの銭湯や料理屋さんで会ったときに見た目普通なので、なんで休んでるねんと言われるのですが、なにせ手術して2週間3週間で外固定を外したばかりというタイミングだと、不自由でしょうがない左手という感じでした。
現在は、リハビリのおかげで、当院での手術が問題なくできるレベルまで回復したため、7月下旬からの診察復帰に向け、さらにリハビリを頑張っていきたいと思っています。

なお、現在のところ、復帰予定として月曜日終日および月曜日の夜間診療(20:00-24:00)および夜勤による病院常駐し火曜日朝まで、土曜日の週日および土曜日の夜間診療(20:00-24:00)および夜勤常駐し日曜日朝までを予定しております。その中で本院、ねこの病院を割り振って行きたいと思っています。

ねこの病院での、院長 獣医師 園田 祐三の診察においては完全予約制で、ねこの病院においてのみ予約診療代を1800円別途頂く予定です。予めご了承下さい。

動物病院 京都 本院
および ねこの病院
院長 園田 祐三

交通事故からの経過 2017年6月

2017年6月14日

こんにちは。動物病院 京都 院長の園田 祐三です。

4月中旬に車に轢かれて以来、診察に出れていないのですが、色々とご質問を受けるので経過をお伝えしようと思います。入院の動物さん達の状況などをみるために、動物病院京都本院にはよく顔をだしています。

交通事故の状況を記載するので、苦手な方はスキップください。

4月23日 日曜日 ねこの病院診察が終わり京都駅の整体に向かう途中の千本御池の交差点にて、バイクを直進走行中、高齢の方が運転した車が突然右折してきて、はねられました。(信号無視してないですよ汗→警察でも実証済)(現状では責任は向こうがほぼ100%、ただ、こちらも動いてるので相手90自分10になりそうです。)
3メートルくらい吹っ飛んで、まさにぶつかった瞬間から吹っ飛んでいる間はスローモーションで走馬灯でした。(そのときは正直死を覚悟しました。落ちていく瞬間落ちたら死ぬのだろうと思いながら落下しました。)その後落下し、全身に痛みがあり、鼻から多量の体液が出てきたので救急車に乗り、第二日赤病院へ救急搬送されました。
その際に、種々の検査をし、鼻腔から体液は出ていましたが、頭蓋内への影響はなさそうだということで、一時帰宅。
全身の痛み、頚椎、腰部、左手、膝などなどがすべて痛く、やばいなという感じでした。翌日4月24日、月曜日、当院の獣医師吉田に付き添ってもらい、再度第二日赤を受診し、その場では左手捻挫、頚椎捻挫、骨盤打撲、膝関節打撲など全身打撲の診断でした。左手を筆頭に全身が痛く、なにも出来ない状態でしたが、意識状態に異常がなかったため、左手がまともに動くようになれば、早めに復帰できるかとおもっていたのですが、しかし、1-2週間たっても、左手が全く動かない状況だったので、5月11日木曜日にCT・MRIを撮影したところ、左手の骨折が2箇所判明しました。

左手は、舟状骨骨折、撓骨遠位端骨折の2つが判明しました。そのため、骨折を整復する手術が必要となり、5月16日に第二日赤にてチタンボルト埋め込みおよび骨折片除去、靭帯再建手術を受けました。手術は特殊な局所麻酔で実施されたのですが、そのときに思ったのは、術後の痛みはすごく大変なので、動物の痛みにもやはり十分管理しようと改めて思いました。当院は表立っては大きくアピールしていないですが、手術をしたり、入院したりするこに対して、かなり質の高い麻酔および疼痛管理をしています。定期的に動物の麻酔疼痛専門医呼んで、一流の麻酔および疼痛管理を導入しています。正直自分の左手にも当院でやっている疼痛管理をしてもらえればと恨んだくらいです笑

6月7日、水曜日第2日赤にて、外固定を除去しました。第二日赤のドクターの見解では、オペ後1ヶ月は外固定実施(ギプス固定)その後、数カ月のリハビリをもって、左手は良くなるだろうということでした。左手の見た目は普通なのですが、いまは赤ちゃんちょっと上くらいの握力です。また、指が完全には曲がらないので、少々不便ではありますが、現在リハビリを頑張っています。

診察の復帰予定はあと1ヶ月前後を予定しています。復帰後しばらくは、診察の数を少し調整させて頂きながら、徐々にさせていただく予定です。先んじて、整形外科などの手術については、復帰予定です。

現在は、全国の様々な動物病院の視察をさせて頂いたり、先輩の先生が香港でやっている動物病院などにも視察に行く予定です。まったく異なる動物病院を視察し、よりよい部分を吸収し、京都府、京都市にお住まいのペットを飼育されている皆様にもよりよい動物医療を提供できるよう精進してまいります。またより高度な手術を提供できるように、セミナーや勉強会、学会に参加するため全国に出張に行っています。今後は、夜間診療の再開や、犬と猫の譲渡会などを含め実施していく予定です。

動物病院 京都

院長 園田 祐三

 

わんちゃんの問題?行動への対処法 スタートライン 2017年4月

2017年4月17日

ねこの病院HPは
http://neko-kyoto.jp/

こんにちは。
京都市北区 動物病院 京都 および 京都市上京区 動物病院 京都 ねこの病院 院長 園田 祐三です。
当院は、京都市右京区や上京区 北区 中京区などと隣接した北野白梅町駅近くの動物病院です。また、動物病院 京都 ねこの病院は京都市上京区、北野天満宮近くにあります。

ゴールデンウィーク中は、無休で受付しております。救急外来や紹介症例も多く受け入れております。

今回のブログでは、かなり多くの飼い主様から頂く診察中の質問にお答えします。当院では、獣医行動学研究会に所属しながら、比較的独自の理論で、論理的に行動療法を実施しています。

よく聞かれるのは、いわゆるわんちゃんの「無駄吠え」についてです。

そして、よく聞かれるたびにいつも聞き返すことがあります。そのことを聞き返すには理由があり、それがわからないといわゆる「無駄吠え」も治らないからです。

その質問は、
「吠えているときのわんちゃんの気持ちはどんなですか?」
です。

非常に単純な質問でありながら、答えられない方が多いです。そもそもそれがわからないからしつけられないんじゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、そのとおりです!!

よく考えて頂きたいのは、自分たちが教えるのは「無駄吠え」をしつける「方法」です。「方法」は「無駄吠え」がどうして起きているのかを理解して、実施するほうがより効果的です。<診察室内で、同様の吠えが認められる場合は、何もいわれなくても自分たち獣医師がわんちゃんのそのときの気持ちを説明しますが、基本的にいわゆる「無駄吠え」が生じるのは、家庭内あるいは散歩中などなので、飼い主様の理解が必要です>

なぜかというと、先程から「無駄吠え」を「」付きで書いていますが、そもそもわんちゃんからして吠える行動は「無駄」ですか??
「無駄」といっているのは、あくまで人間からの目線にすぎず、わんちゃんはただ何かを訴えているあるいは喋っているだけです。

ということで、人間からしたら「無駄吠え」わんちゃんからしたら「会話吠え」です。
そのわんちゃんの吠えをただうるさいと思って、わんちゃんの気持ちを理解しないということは、少し厳しい言い方をすると人間側の都合でしかありません。

いつも皆さまにお伝えしていることでもうひとつ重要なことは、わんちゃんは人間社会に入って、生活をしています。そのため、人間社会のしきたりなども理解し、学ばなければならないということも事実です。しかし、賢いとはいえ相手はわんちゃん。人間の言葉も理解しますが、人間に教育するのと同じやり方で完璧に覚えてくれるとは限りません。そのため、人間社会に適応できるように(周りの家に迷惑をかけないように「無駄吠え」をなくすetc)教えてあげないといけないのです。

その教え方がわからない!!と言われる方 少し待って下さい。もう一度聞きますが、わんちゃんが吠えているときの気持ちをもう一度、その時の状況、誰がどこにいて何をしていて、わんちゃんがどのような姿でどこで吠えていますか??

ピンポンや宅急便、救急車がなったら、玄関の方に向かってしつこく吠えている?
自分たちが外出しようとしたら、それに呼応してソファのところで吠えている?
散歩中に他のわんちゃんを見たら、それに対してむかって吠えている?
誰かが近寄ってきたら、ゲージに入って吠えている?
食事おかしを与えて、もう一度取り戻そうとしたらうなっている?

などなどいろいろなシチュエーションがあると思います。またうちの子は上記以外のことでも吠えている!などあると思います。
わんちゃんが吠えるには、様々な気持ちが関与していますが、大きく分けて
テリトリー意識
不安・恐怖
攻撃性
興奮(すべてに関連する)
があります。

日本で飼っている犬種で多いのは、トイプードル、Mダックスなどですが、殆どの場合はこの中の攻撃性というのはないといっても過言ではないくらい少数です。

当院での経験上、特に小型犬の吠えの殆どはテリトリー意識による「無駄吠え」です。
ピンポン、外出、人が入ってくる(宅急便など含む)に吠えにいくなどは典型的なテリトリー意識の可能性が高いです。そうゆうご家庭は、基本的に放し飼いで飼っている方が多いかと思います。放し飼いはだめなの?ということではありません。放し飼いをするのであれば、放し飼いの際のルールを教えてあげればいいだけです。放し飼いにすると、わんちゃんは必然的に家全体にテリトリー意識を持つことが多いです。そのため、一番よくいるリビングなどに少なくとも、ある一定の部分を囲いハウスを作ります。(あるけど入らないという方などもありますが)そのハウスだけにテリトリー意識を集中させるようにするだけで、いまある「無駄吠え」は半分くらいになることがほとんどです。

今回のブログでは、スタートラインということで、途中感たっぷりですが、これまでです。

正直、小型犬の無駄吠えは、自分など含め行動療法理解している人間が往診などでおうちにいき、しかるべき対処をすれば、1-2時間もあれば解決します。しかしその解決は、自分たちがいるときはできる。帰って飼い主様だけになったらまた出るといったことになりがちです。それはなぜか?飼い主様と一緒にいる時間のほうが圧倒的に長いので、じつはわんちゃんを変えるというより、より大事なことは飼い主様が変わらなければ治らないという裏返しでもあります。

今回のブログで伝えたいことは、もう一度繰り返しになりますが

「吠えているときのわんちゃんの気持ちはどんなですか?」

です。皆さまは大事に飼われている方が圧倒的に多いので、この質問によく行動を観察したら答えられるはずです。そのわんちゃんの気持を理解することがいわゆるわんちゃんの「無駄吠え」を治す第一歩です。

当院では、予約で行動療法を実施したり、往診にて上記のような無駄吠えを実際にどう治すのかを実践したりしています。行動療法指導診療として頂いておりますが、お困りの方はお申し付け下さい。

動物病院 京都
院長 園田 祐三

告知 テレビ出演について 明石家電視台 2017年3月

2017年3月25日

こんにちは。
京都市北区にある動物病院 京都 および京都市上京区 ねこの病院 院長の園田 祐三です。
動物病院 京都 本院は、京都市北区、右京区、上京区の区境の西大路通り沿いにあります。近くには北野白梅町駅、イズミヤさん、フレスコさん、ドラックひかりさんがあります。

3年前に探偵ナイトスクープに出た際や、去年11月にABC放送の夕方のニュース番組「キャスト」に出演させて頂いたときにも、事前の告知は致しませんでしたが、今回は珍しく?事前告知致します。

3月27日 月曜日
MBS
明石家電視台
23時58分から

に出演致します。収録はだいぶ前でしたが、予告が出てからなら、告知をしていいとプロデューサーから伝えられていたので、本日告知致します。

目の前に、明石家さんまさんがいて、煌々と光るスタジオの電光を浴びながら、脇汗をダラダラと書いて、必死のパッチで出演しました。まだ至らないところが数ある中での出演です。同業の方にもご理解頂ければ幸いと思っております。

内容は、ねこについてです。詳しくは、お恥ずかしながらご覧頂ければ幸いです。お恥ずかしい姿を晒しているかと思いますが、ご覧になられる方はご了承の上、御覧ください笑。

なお、自分のブログをあまり御覧になられていない方のために、いま飼っている猫の簡単なプロフィールです。

11歳 女の子 おいでやす 葵ちゃん ノルウェージャンフォレストキャット
3歳 女の子 おきばりやす 舞妓ちゃん 日本猫
もともと飼っていて いま実家にいる
11歳 女の子 もだまちゃん エジプシャンマウ
11歳 女の子 ラフティちゃん エジプシャンマウ✕メインクーン

そんな中でも今回の放送内容は、ねこに特化しているのですが、もちろんネコちゃんだけではなく、過去には、ワンちゃんを日本スピッツ、ポメラニアン、トイプードルを飼っていました。今は、自分に合いそうなトイプードルを探し中です。

これからの自分の人生において、ワンちゃんやネコちゃんが傍にいない人生は考えられないのですが、獣医師として計画的に飼育していかなければと思っております。

動物病院 京都
動物病院 京都 ねこの病院
院長 園田 祐三

動物病院事件簿その2~2015年以来の続き 2017年3月

2017年3月16日

こんにちは。毎回同じコメントからで失礼致します。
京都市北区にある動物病院 京都 および京都市上京区 ねこの病院 院長の園田 祐三です。
動物病院 京都 本院は、京都市北区、右京区、上京区の区境の西大路通り沿いにあります。近くには北野白梅町駅、イズミヤさん、フレスコさん、ドラックひかりさんがあります。

春の狂犬病接種やフィラリア予防のシーズンでは特に、昼間の時間においても予約診療を実施しております。<事前にお電話いただければ幸いです。>
また、日常的に24時までは病院に獣医師が在籍していることも多く、状況により夜間診療を実施しております。

3月は、11日から数日間皮膚科学会に参加し、新しい皮膚科の知見などを得てから、さらに毎月実習させてもらっている皮膚科会長の動物病院に行きました。そしてその帰り道の新幹線の中で、このブログを書いています。
自分は、整形外科、内科、循環器、呼吸器、行動学、画像診断などが好きでより研鑽をしておりますが、やはり皮膚科もメインに勉強しているため、その学会などのへの参加のため院長診察が休診になることもあります。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。医療含め獣医療は常に進歩します。より新しい知見を得て、みなさまのわんちゃんねこちゃんの皮膚トラブルの本質など含め、よりわかりやくす説明していけたらと思っております。

さて、今回は2年前にシリーズ化しようと思い、なかなか第二弾が書けていなかった動物病院事件簿その2です。
事件簿といっても、動物病院あるあるに近いかもしれません。前回はフライドチキン多量食いのダックスさんを紹介しましたが、今回は

バレンタインデー チョコいっぱい食べちゃった事件簿です。

これ、意外に多いんです。本当に。
毎年、2月14日前後になると、チョコレートを食べてしまったのだけどどうしたらいいというお電話、ご来院が多くあります。

今年だけでも数件ありました。今まで実際に食べて来院されたチョコレートの内容を列挙します。さてどれがより危ないでしょうか

1.ゴディバのミルクチョコレート
2.明治のミルクチョコレート
3.手作りのチョコ
4.ハワイで買ってきたマカデミアナッツ入チョコ
5.ビターチョコ

正解は・・・
4と5(状況により1,2,3)
です。

まず、わんちゃんにチョコレートを食べさせてはいけない(後述しますが、ちょっとでも食べたら大変というものではありません)理由は、チョコレートに含まれるカカオの成分の中の、テオブロミンという成分がわんちゃんにとっては毒性があるからです。どのような毒性かというと
嘔吐・下痢・興奮・抑うつ・不整脈・パンティング・高体温・運動失調・ふるえ・痙攣・発作、時に死に至る昏睡等があげられています。

実際、中毒というと身体に支障がでるレベルまでの摂取となると、かなりの量を食べないと中毒量には達しないので、ミルコチョコレートひとかけらあるいは1個などであれば経過観察(下痢嘔吐などがないか)するだけでもいいこともあります。

しかし、5番のビターチョコは、1gあたりのカカオ(つまりそこに含まれるテオブロミンも)多いので、少し食べただけでも、毒性を発現する可能性があります。

また、少し話がずれますが、4番のマカデミアナッツ入りのチョコレートも、マカデミアナッツが入っているという点において、注意が必要です。犬のマカデミアナッツ中毒は、これも量によりますが、嘔吐、痙攣、運動失調を引き起こすことがあります。
実際に自分も夜間診療などをしているときに、数件経験があります。獣医師のみる英語の専門書などには、死に至ることは少なく、自然に回復することもあるが、点滴などの治療が考慮されるとの記載があるため、特に夜間診療等の場合は、点滴治療をしたりすることが多いです。
1,2,3番のミルコチョコレートの場合は、カカオ成分が低い場合、相応の量を誤食しないと中毒はでることが少ないです。(下痢嘔吐は起きるかもしれませんが)

まとめるとチョコを食べてしまった場合は
それがミルコチョコレート 1個とかであれば、経過観察だけで様子がおかしい場合は診察

ミルコチョコレートでも量が多い場合あるいはビターチョコなどの誤食は、治療対象(点滴など)

マカデミアナッツなどナッツ類が入っているものも、ミルコチョコレートであってもナッツ中毒を考慮し、診察の対象になる

と考えています。
主に実施する治療は、催吐処置(食べてから時間が浅い場合)、また皮下点滴、胃粘膜保護剤の投薬です。

ワンちゃんは少し目を離したすきに、ものの見事に誤食します。インターネット上にある情報が本当に正しいのかをしっかりと判断しながら、科学的に正しい情報を得て、しっかりと対処してあげるといいでしょう。

動物病院 京都 
動物病院 京都 ねこの病院
院長 園田 祐三

獣医の常識①~皮膚科について~ 2017年3月更新

2017年3月16日

こんにちは。
京都市北区にある動物病院 京都 および京都市上京区 ねこの病院 院長の園田 祐三です。
動物病院 京都 本院は、京都市北区、右京区、上京区の区境の西大路通り沿いにあります。近くには北野白梅町駅、イズミヤさん、フレスコさん、ドラックひかりさんがあります。
春の狂犬病接種やフィラリア予防のシーズンでは特に、昼間の時間においても予約診療を実施しております。<事前にお電話いただければ幸いです。>
また、日常的に24時までは病院に獣医師が在籍していることも多く、状況により夜間診療を実施しております。

さて、獣医師が比較的当然あるいは常識と思っている知識の中には、飼い主様にとっては、そんなん全然知らなかったということが多々あります。

いま、専門的な分野として、より研鑽を積んでいるのは、皮膚科・耳鼻科・整形外科・麻酔科・内科などがありますが、特に毎月皮膚科の会長の動物病院に弟子入りしている身としては、まずお伝えする知識は、皮膚科(耳鼻科)編です。

前置きが長くなりましたが、えっと驚く常識ではないかもしれません。
「ワンちゃんの耳が慢性的に匂ったり、赤かったりした場合(慢性外耳炎)・・・

 

約80%が中耳炎を併発している」

という論文データがあります。これは皮膚科を勉強していない獣医師でも知っているだろう知識ですが、飼い主様は意外と知らないというか考えたこともないかもしれません。

そういえば、うちの子結構昔から耳がくさいのよね、という飼い主様や、前から耳は赤いなぁなど、獣医師からみると、異常所見でもずっと見慣れているのでこの子はそうゆう耳なんだと思っている方も多くいらっしゃいます。
もしかしたら、その中には、中耳炎一歩手前あるいはもうすでに中耳炎になっているこもいるかもしれません。

中耳炎というと、なんかフラフラしたり、気分が悪くなったり、あるいはずっと耳を振っているといった印象があるかもしれませんが、実はわんちゃんの中耳炎は、ほとんど無症状の子も結構な確率でいます。では、どうやって調べるのというと、まず、普通の耳をみる鏡(耳鏡)で中を観察します。その後、ビデオオトスコープという特殊な機械(耳の中を観察するカメラ・内視鏡)を用いて、詳細に内部を確認します。この時点で鼓膜が確認できない場合もあり、その場合はかなりの確率で中耳炎になっている可能性が高くなります。ビデオオトスコープを嫌がるこも中にはいるので、さらに詳細をみたり、耳の中に出来物ができている場合には、少し麻酔をかけて、そういった処置をする場合もあります。また、最終的にはCTやMRIを撮影しないといけないこともありますが、院内に実施できる頭部のレントゲン検査や、血液検査による炎症反応のチェックなどにより、CTMRIまで撮影しなくても判断がつくこともあります。

当院では、耳の内視鏡を実施し、炎症性ポリープや中耳炎あるいは、耳内異物などを除去したり、頑固な外耳炎に患っている動物さんを助けるのに、役立てています。

さらに比較的身体に優しいレーザーにて、痛み少なく、出来物を切除したりもします。

皆様に耳の内視鏡を体験してもらおうと、先着でイベントも企画しております。ご興味がございましたら、直接スタッフまでお声おかけください。

動物病院 京都
院長 園田 祐三

TV出演のお話 2017年2月更新

2017年2月23日

こんにちは。
京都市北区にある動物病院 京都 および京都市上京区 ねこの病院 院長の園田 祐三です。
動物病院 京都 本院は、京都市北区、右京区、上京区の区境の西大路通り沿いにあります。近くには北野白梅町駅、イズミヤさん、フレスコさん、ドラックひかりさんがあります。

前回のブログでは、自分のスケジュールについて書くという、なんとも面白くないブログでした。また前回の書きなぐりブログを読まれた飼い主様に、先生疲れているねと言われ、もっと面白いブログを書かねばと、思っている今日このごろです。

病院に顔を出せていないことも多くなってきてしまっているのですが、決して遊んでいるわけではないことを知ってもらいたかっただけなんですが、おしつけがましいですね。獣医師は日々勉強。常に新しい検査法、治療法などをアップデートして、自分の場合はそれを獣医師に教育し、また飼い主様に提供することが使命だと思っています。そんな中で、このブログをいま、月1回行っている埼玉県の皮膚科実習帰りの新幹線の中で書いています。

さて、今更ながらですが、TV出演をしたことがあります。
たしか、2014年の夏だったと思いますが、突然病院に電話がかかってきて、近くの方から依頼があって、猫の爪切りなのですが、いい方法ありませんかと突然言われました。猫を飼ってはる方には馴染みのやり方ですが、タオルや洗濯ネットを使ってみたらと電話にてお伝えしたところ、それはいいということでそれでやってみますということで電話を切られました。ABCの制作の方だったと思いますが、開業して間もないということもあり、取材に似せた営業かなと最初は思っていました。しばらく音沙汰はなかったのですが、突然また電話かかってきて、
「先生、探偵ナイトスクープの撮影でそれが、明日あるのですが、現地に来てもらえませんか??」
ということでした。
「探偵ナイトスクープ」??関東ではまったく有名ではないのですが、関西では知らない人がいないというくらいのマンモス番組の??
ちょっとびっくりしました。またその当時の看護師とまだ騙されているんじゃないかとか色々言いながら、疑心暗鬼になりながら、それでも 明日というのが たしか日曜日で、17時まで診察はあるけどそれ以降ならいけるよと話をして切りました。
専門家として、ちょっとアドバイスするくらいだろうと思って実際に赴いてみると、1日中、ねこちゃんとねこの爪切りについて、悪戦苦闘した上での自分の登場で、本来の目的である飼い主様に猫の爪切りをしてもらうという目的をうまく果たせずに、しかも結構がっつり自分の出番があって、TVって大変だなという印象でした。
みなさんが気にする人もいないかもしれませんが、気になるところ、ギャラとかどうなの??っていうと、ぶっちゃけ、ノーギャラです笑。交通費払いますよと言われましたが、車で10分位の距離だったので断りました。
そのときの探偵さんが、松村邦洋さんだったので、一緒に写真撮影してもらったのがいい思い出ですね。

探偵ナイトスクープの影響は予想以上に強く、同期の獣医師や、先輩の先生などにもこないだ見たでといじられる始末。幸いにして、当院にいま勤務している獣医師 坂口も自分が京都で開業していることを、探偵ナイトスクープを見ることで知ったということで、それをきっかけにうちに来てくれたということもありました。

さて、続いての出演は、
京都市上京区にできた、動物病院 京都 ねこの病院についてでした。
2016年11月25日に ねこの病院は開業しましたが、強化ガラスで作った外から見えるキャットウォークや、京都府および京都市初のねこの病院ということもあり、2件のTV出演がありました。
1件目は、京都の地元のKBSです。昼間の?番組である「おやかまっさん」という番組で、京都初のねこの病院として、紹介されました。このときも、そんなに綿密な連絡を取り合うわけでもなく、カメラクルー兼取材の方とお話をして、それが放映されるという感じでした。
もちろんノーギャラです笑自分としても、できたばかりの動物病院を紹介していただけるのはありがたかったですしね。
それをみた飼い主様からは、先生結構緊張してたなとか、案外普通やったなとか色々感想をいただきました。当の本人は、ぶっちゃけそんなに緊張してませんでした。ただ面白みにかけるなんとも優等生的な立ち振舞でいこうとおもっていたのが、そのまま出てしまった感じでしたね。

2件目は、これもABCさん?夕方 18時の「キャスト」という番組で、いまの関西での野良猫などのあり方などについての議題のなかで、関西でも本格的なねこ専門病院 院長として、意見をするという感じでした。
ちょい出かなと思いましたが、意外にがっつり、しかも番組が始まってすぐ出たので、びっくりでした。
さすがに、ABCさんなので、他の関西の獣医さんにもまたも見たでと突っ込まれましたね。また以前勤めていた動物病院の馴染みの動物看護師さんから、久しぶりにLINEがきて、「先生 みたで TVつけたら突然でてきたからびっくりしたわ」といわれ、みんなにまだ自分が元気にしていることを伝えられてよかったかなと思っています笑
また、くどいようですが、これについてもノーギャラです笑
先程もお伝えしましたが、開業したばかりの動物病院の名前を出してもらえるのでそれだけでもありがたいですね。

TV出演ではないですが、来週には、獣医師むけの経営セミナーで、講師として講演することになっています。

動物病院という医療に関わる企業であるとはいえ、あくまで一企業です。経営がうまくいかなければ、結果としてそこに来ていただいている飼い主様や携わっているスタッフ、あるいは業者の方にも迷惑をかけることになります。よりよく適切な診察を提供するためにも動物病院も企業として、きちんと経営していかなければなりません。そのため自分はまだ開業してまだ5年目の動物病院とはいえ、お伝えできることを獣医師の先生を前に伝えていこうと思っています。

実をいうと、その講演のパワーポイントがまだ準備途中で、追い込みで作っています。新幹線ではこういったブログとともに、パワーポイントなども集中して作れるので、移動時間もありがたいと思っています。

もしかしたら、これからもTV出演があるかもしれません。
あまり表立って、これに出演したよっていうのを院内掲示などでアピールすることはこれからもないと思いますが、<定期的にご来院のある方には、お恥ずかしながら事前にお伝えしたりしています>ふとTVを見て自分が出ていたら、笑ってやってください。
また、今後のためにこれが良かったこれがだめだったとか、ご意見もゆっていただければ幸いです。

動物病院 京都
院長 園田 祐三

なかなかブログがアップできていませんでした・・・2017年1月

2017年1月22日

こんにちは。
京都市北区にある動物病院 京都 および京都市上京区 ねこの病院 院長の園田 祐三です。
動物病院 京都 本院は、京都市北区、右京区、上京区の区境の西大路通り沿いにあります。近くには北野白梅町駅、イズミヤさん、フレスコさん、ドラックひかりさんがあります。

自分は、水曜日と木曜日をおやすみ頂いております。しかし、水曜日木曜日もなかなかゆったりと休むことができる日が少なく少々体が疲れ気味な毎日です。
さて、そんな休日は一体どんな過ごし方をしているかというと、ほとんどにおいて、皮膚科、整形外科、内科など多岐にわたる、進歩し続ける医療を必死で吸収するため日々精進しています。<もちろん休める日もありますが>

1月
12日(木) 大阪 母校である大阪府立大学へ挨拶
13日(金) 院内 麻酔セミナー 実施
17,18,19日(火-木) 静岡県御殿場 獣医皮膚科の朝から晩までの勉強合宿
(朝8時から昼休憩をはさみ夜18時までみっちり犬猫の皮膚についてのディスカッションを行いました)
24-25日(火-水) 埼玉どうぶつの総合病院にて皮膚科実習
2月
2日(木) 東京 皮膚科会議
5日(日) 午後より京都にてねこ神経セミナー
15日(水) 青森 北里大学獣医学科 就職説明会
16日(木) 北海道酪農学園大学獣医学科 就職説明会
22日(水) 埼玉県 どうぶつの総合病院 皮膚科実習
3月
2日(木) 大阪 獣医経営セミナー 講演
5日(日) 大阪 小動物消化器セミナー
9日(木) 大阪 整形外科セミナー
10-12日(金-日) 埼玉 獣医皮膚科学会 
15日(水) 埼玉 どうぶつの総合病院 皮膚科実習参加

以前のブログにも書きましたが、水曜日木曜日はおろか、日常の業務においても、
朝9時から12時 診察 ほとんどにおいて13時くらいまで かかるためその後オペ、超音波検査などを実施していると、いつの間にか午後診察の始まる時間になっていて、昼ご飯を食べるのが3時半4時になることもしばしば。5分10分でごはんをかきいれ、午後診察に挑んでいることも多いです。

自分が勤務医をしていた動物病院もその当時、忙しかったですが、正直今のほうが圧倒的に仕事量が多いです。その時より10歳以上年をとっているので、すこし体がしんどかったりします。

去年11月で37歳になったので、まだ若いと多くの方に言われますが、ほぼノンストップで仕事をしていると、結構大変です。特に、自分は精神は体育会系で、挨拶や礼儀などがしっかりしていないとちょっとと思うタイプですが、肉体はスポーツはしますが、ガッツリ体育会系ではないので、ほんとに真剣にこれから長く健康でいるためにしっかり運動したりトレーニングしないといけないなと思っています。

さて、あまり知られていないですが、狂犬病予防注射やフィラリア予防などのシーズンをすこし外れている、いまの1,2月は獣医師、動物病院としては、閑散期にあたります。

実を言うと、こうゆう時期であれば、普段はなかなか時間が取れない、しつけのご相談(無駄吠え、甘噛など基本的なことから、サイドウォークなどなど)などに比較的ゆったりとお伝えできる時間もあったりするかもしれません。

また、動物病院 京都 ねこの病院は、11月末に開院したばかりで、比較的自由な時間を取れることも多いので、今までに時間に追われてできなかった事務処理や事務作業をすることが診察の合間の空き時間にすることができ、すこしありがたく思っています。


動物病院の繁忙期は3月終わりから7月くらいで、去年の8月も比較的ゆったりな時間を過ごしていたのですが、9月からバタバタし始めて、いつの間にか年末になり、さらにいつの間にか2017年になっていた過去があるので、今のうちに、できることをできるだけ多く済ませておきたいと思い、ねこの病院で、こういったブログを書いています。
京都市上京区に開院した動物病院 京都 ねこの病院では、院長 園田が2月は
月曜日 金曜日 日曜日
を中心に診察しております。上記以外は当院の主に女性獣医師が診察しております。
HPは以下のアドレスです。
http://www.neko-kyoto.jp

また、わんちゃんねこちゃんのなかなか治りがわるい皮膚病、長く時間がかかっているあるいはどうしたらいいかわからないなどが有りましたら、わんちゃんの場合、本院いて火曜日と土曜日、ねこちゃんの場合、ねこの病院にて月曜日、金曜日、日曜日に診察しております。もちろん、皮膚科以外にも整形外科、内科、神経科など含め、総合科として毎日診察しております。お気軽にお電話もしくはご来院下さい。

動物病院 京都
院長 園田 祐三

ねこの病院 開院にむけて 2016年11月更新

2016年11月8日

こんにちは。
動物病院 京都 院長の園田 祐三です。

今年の秋は、台風の影響か残暑をあまり感じさせることなく、また11月の秋空もささっと過ぎ、いつの間にか外に出ると冬の匂いがふっとするような、そんな短い秋だなぁと感じています。
流行りの病なのか、寒さからなのか、今年は特に胃腸を崩すワンちゃんネコちゃんが例年に比べ、すごく多いなという印象です。若い場合は、ほとんどが胃腸炎、原因としては細菌やウィルス、寄生虫などです。中年齢の場合、少し怖い膵炎や消化器型リンパ腫に代表される腫瘍などの発生も徐々に増えてきます。さらに高齢になると、胃腸の問題と思いきや、全身が病に冒されていることも多く見受けられるため、早めの健診の重要性をすごく感じています。

当院は、現在 年末年始 GWなど含め年中無休で診察をしております。また、夜間診療についても24時まで電話を取次しております。(夜間診療のページをご参照下さい)

さらに、当院ではいま、ねこ専門病院の開院にむけて、一丸となって頑張っています。
当本院に比べると、小さな診療所ではあるのですが、ひとつの診療所を開院するということがこれほど大変だったのかと、いま改めて痛感しています。

現在何日か週にお休みを頂いているのですが、まともな休日はここ1-2ヶ月無いといっていいくらいで、自分としても健康などの自己管理を十分注意してやらなければならないと強く感じています。

最近の休日 一覧
10月
19(水)・20日(木) 皮膚科 埼玉出張
23日(日) スペシャリストセミナー 東京出張(新幹線始発⇒終電(泣))
27日(木) 京都 動物愛護センター 見学(大学の同期が愛護センターにおります)
30日(日) 獣医 テニス大会参加(ボロ負けでした(泣))
11月
3日(木) 皮膚科 東京出張(誕生日でした 37歳になりました)
6日(日) 院内会議
9日(水) 会議 大阪出張
10日(木) 呼吸器セミナー 大阪
12日(金) ねこの病院 現地最終打ち合わせ
13日(日) 院内セミナー アレルギーアトピーについて
16(水)・17日(木) 皮膚科 埼玉出張
21日(月) 近畿 動物病院 視察
22(火)・23日(水・祝) ねこの病院 内覧会
25日(金) ねこの病院 開院
27日(日) 院内セミナー 血液学
12月
1日(木) 整形外科セミナー 福岡出張
2日(金) 夜 画像診断 セミナー 京都
4日(日) 耳科 学会 大阪出張(ねこの病院 休診)

そのため現在、私、院長園田の診察をやや控えさせて頂いている関係で、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。ねこの病院を開院し、立ち上げが過ぎれば、少し落ち着くと思いますので、ご了承よろしくお願い致します。

動物病院 京都
院長 園田 祐三

ねこ専門病院 開院日および内覧会日程 2016年10月更新

2016年10月28日

ねこの病院 HP(京都市上京区)
http://www.neko-kyoto.jp

こんにちは。
動物病院 京都 院長の園田 祐三です。

当院の 猫専門病院である

動物病院 京都 ねこの病院の開院日および内覧会のお知らせです。

11月22日(火)
内覧会 10:00-17:00(予定)

11月23日(水・祝)
内覧会 10:00-17:00(予定)

11月25日(金)
開院
9:00-12:00
16:00-20:00(16:00-17:00 予約診療)

となっております。
なお、25日は北野天満宮の「天神さんの日」で、当院目の前の提携駐車場が混雑もしくは一杯となる可能性が高いです。お近くの方は、徒歩もしくは自転車・バイクでお越しください。お車の際は、毎月25日のみ近隣の駐車場が混雑する可能性をご了承下さい。

動物病院 京都
院長 園田 祐三

動物病院 京都 について 2016年10月更新

2016年10月25日

こんにちは。
動物病院 京都 院長の園田 祐三です。

当院の診療案内です。

動物病院 京都
2013年1月に開業し、来年1月で開院して5年目をむかえます。現在、獣医師6名含め、動物看護師、トリマー合わせ18名で診察・トリミング・ペットホテルをさせて頂いております。
京都市北区に住所をおきますが、道路を渡れば京都市右京区、当院よりすぐ東は京都市上京区と、さらに少し南に下ると中京区があり、北区、右京区、上京区、中京区の境に位置しています。

診療科目
循環器科・呼吸器科・泌尿器科・内科・皮膚科・歯科・眼科・消化器科・脳神経科・外科・腫瘍科 など全て

診療動物
犬・ねこ・うさぎ・ハムスター・フェレット・モルモット
(鳥類・爬虫類は診察しておりません)

診療日
年中無休
(年末年始・GW・お盆なども診察しております)

診療時間
平日・土曜日 
AM:9:00~12:00 
PM:16:00~20:00
日曜日・祝日
AM:9:00~12:00 
PM:14:00~17:00 

夜間診療について
24:00まで対応
<詳細は夜間対応ページを御覧ください。当院未登録の飼い主様の1回目の電話ではとりつぎしておりません。(只今電話に出れませんというアナウンス後電話は自動的に切れます。)当院登録の方も、1回目の電話で出れるとは限りませんので、緊急の場合は、複数回の電話をお願いしております。>
<24時以降は夜間専門病院へお問い合わせ下さい>

トリミングについて
当院併設 トリミングサロン 「ひまわり」にて随時予約を承っております
電話番号:075-465-3388

ペットホテルについて
当院内 ペットホテル 「ゆらり」において 予約を承っております
電話番号:075-465-3330

ねこ専門病院について
当院より東へ1km、北野天満宮から歩いて1-2分の場所に、動物病院 京都 ねこ専門病院が2016年11月25日にオープンします。
当院は犬ねこ問わず総合動物病院として機能し、ねこ専門病院ではねこの専門診療をさせて頂きます。

犬アトピー性皮膚炎 2016年9月

2016年9月13日

こんにちは。 動物病院 京都 院長 園田 祐三です。 今年は、台風が何度も通過し、不安定な夏の終わりでした。最近では、朝晩は寒いくらいになってきましたね。 この季節の変わり目は、わんちゃんねこちゃんが体調の崩しやすい時期です。皮膚の不調や、下痢嘔吐など消化器系の不調、咳くしゃみなど呼吸器循環器なども症状としてでてくることがあります。 さて、当院では、外科、整形外科、内科全般など多岐にわたり毎日診療をしておりますが、皮膚科にも非常に力を入れて診察をしております。 これまでは、おもに脱毛症が、画像としてもわかりやすく説明させて頂いておりましたが、今回は典型的な痒みを呈する犬アトピー性皮膚炎の、柴犬さんを紹介します。

犬アトピー性皮膚炎の症状は、まず皮膚の痒みです。初期の場合は、痒み以外の症状がでないこともあります。つまり、皮膚の赤みなどが無いにもかかわらず、痒いということがあります。しかし、月日がたつにつれ、眼の周り、口の周り、耳、四肢などを中心に、赤みなどがでて、毛も抜けてしまうということが多いです。
犬アトピー性皮膚炎は、特に柴犬など日本系のわんちゃんでの発生が非常に多いです。状況により、トイプードルなど他純血種などで認められることがあります。

今回、写真をお伝えするのは、柴犬さんの3歳、女の子です。主訴は、夜も眠れない痒みが、顔周りなどを中心にあるということでした。
次にお見せするのが、眼の周りや口の周りの写真です。
よく見ると、眼の周りが赤くなったり脱毛したり、口の周りの毛が薄くなったりしているところがあります。

犬アトピー性皮膚炎を診断するためには、一般的な皮膚検査などで細菌やカビなどの関与を否定し、また時に動物専用のアレルギー検査(IgE検査etc)を血液検査にて実施し、また各種ホルモンなどの影響で脱毛しているのではないことの裏付けを、検査にてチェックしていきます。
今回は、皮膚検査では、特に大きな異常は出ず、IgE検査でたくさんの項目に異常値が出ました。以下がその結果です。
上から、ハウスダストの1種であるコナヒョウヒダニへの反応を筆頭に、巷に生えている雑草などにもかなりの反応が認められます。

上記のIgE検査は、通常の血液検査に比べると、やや高額ですが、今回のように有意義な検査結果が出ることも多く、有用な検査です。これだけで犬アトピー性皮膚炎とすることはなく、現在の症状、今までの症状、犬種、痒みや赤みなど皮膚の症状がでている部位など総合的にみて、診断していきます。

今回は、その他の皮膚検査で異常を認めず、その他血液検査においても、異常を認めなかったため、初診時にCADと仮診断し、治療を開始しました。当院では、脱ステロイドを目指しているので、ステロイドを極力使用しない投薬にて、主に内服治療を中心に実施しました。

他の部位にも、症状があったのですが、割愛して、典型的に症状が出る部位を中心に比較してみましょう。

左が治療前、右が治療後(2週間後)です。
続いて、口の周りの比較です。飼い主様は当初、眼の周りおよび口の周りが脱毛していることや赤みがあることへの認識はあまりありませんでした。

上記も左が治療前、右が治療後です。
口の周りについても明らかな発毛を認めます。

内服薬の投薬にて、夜もぐっすり眠れるようになり、起きている時間の動きがすごく活発になったということで、飼い主様も喜ばれていました。

今回は、仮診断名として犬アトピー性皮膚炎、その治療を実施して、良好な治療結果がでて、本診断名も犬アトピー性皮膚炎としました。

まだ比較的若い柴犬さんの場合、今回は6,7月からの発症でしたが、来年再来年と月日を経るごとに、その時期が4,5月などへと早くなることや、そのとき症状がでたときに、今回でた症状よりきつくなったりすることが予想されます。

そのため、早期に予防的に治療を実施することもあります。
今回は、幸い、さらに赤みや脱毛が広がる前にご紹介にてご来院頂いたので、非常に短期間で治療の成果をあげることができました。
慢性的な痒み、脱毛など皮膚の症状でお困りの場合は、特に難治性の場合、院長園田が診察させて頂きます。急性な皮膚病や、よく起きる皮膚病の場合は、全獣医師が診察させていただきます。
今回は皮膚の紹介でしたが、骨折、前十字靭帯断裂などの整形外科、糖尿病などのホルモン疾患、内科疾患、腫瘍疾患など多岐にわたり日々診察しております。
京都で、お困りのことがあれば、いつでもお声おかけください。

動物病院 京都
院長 園田 祐三

6月のスケジュール 今更ながら・・・2016年8月更新

2016年8月8日

こんにちは。
動物病院 京都 院長の 園田 祐三です。

毎月ブログを書こう書こうと思い、なかなかのせられないでいますが、ブログに書くネタは常に下書きにて保存しています。その中で、今回は2ヶ月前のスケジュールですが、すこし忙しかった6月の様子を書きたいと思います。

6月のスケジュール
61日~5日までフランス ボルドーにて世界皮膚科学会 出席

66日 フランス到着から酪農学園大学 就職説明会へ

午前830 フランスより関西空港 到着

乗り換にて

午前1155 関西空港より新千歳空港 へ

新快速にて 新札幌駅 (約30分)さらにそこからタクシーで

酪農学園大学に向かう

15:30より19:30まで 就職説明会参加

その後 懇親会がありました

67日 火曜日

飛行機が午後の便のため、ホテルの目の前にあった 札幌の時計台と大通り公園を 朝散歩し

午後13:35 新千歳空港から伊丹空港へ

午後15:30 伊丹空港 着

その後バスにて京都に帰ってきました。

やや変則ですが、

68日 終日 診察および手術

69日 休診

現在水曜日・木曜日を自分の休診日とさせていただいておりますが、
14日(火) 夜に埼玉へ移動

15日(水) どうぶつの総合病院 皮膚科 参加のため 埼玉へ

16日(木) 大阪で会議のため、埼玉から大阪へ

次の週は
22日(水) 大阪にある知人の先輩の動物病院視察

23日(木) 大阪にて、終日 最新の外科手術の実習

最終週は
28日(火) 夜に横浜へ移動

29-30日(水木) 横浜にて2日間連続で最新外科実習

というスケジュールでした。

全国の様々な動物病院を見学させていただくと、色々な工夫をされているところも多く、非常に勉強になります。
また、皆様に最新の動物医療を、最新の情報や知見を、専門的な学会や実習などで身につけて、お伝えしていければいいなと思っております。
獣医を含め、医療というものは、常に進化し続けます。従来からある診断や治療を確実に実施をしつつ、新たに開発された治療法や技術を貪欲に身につけ、みなさまがお飼いの動物さんたちに、そういった新しい情報技術に基づいた診断・治療をわかりやすくお伝えしていきたいと思っております。

動物病院 京都
院長 園田 祐三

当院で実施する手術の内容 2016年8月更新

2016年8月8日

こんにちは。動物病院 京都 院長の園田 祐三です。

当院では、午前中の診察が終わった13時頃より、午後の診察が始まる前の16時くらいまでの間に、様々な手術を実施しております。
特に先月は、骨折の手術が多く、毎週のように骨折整復の手術を施術していました。

当院で実施している手術をカルテをチェックしながら列挙してみました。

犬 避妊手術 去勢手術
猫 避妊手術 去勢手術
腫瘍切除
乳腺腫瘍 切除
帝王切開
試験開腹
肝臓生検
肝臓腫瘍摘出
脾臓摘出
腸生検
腸切除
腎臓摘出
胃切開
腸切開(異物除去)
臍ヘルニア整復
鼠径ヘルニア整復
膀胱結石 除去
膀胱破裂整復
眼球摘出手術
義眼手術
レッグペルテス病 <大腿骨頭切除>
骨折整復 ロッキングシステム ラグスクリュー法 ピンニング
断脚手術
成長板骨折整復
橈尺骨骨折整復
前十字靭帯断裂整復

また外科専門医と連携し
門脈体循環シャント(PSS)
動脈管開存症(PDA)
骨盤複雑骨折整復
巨大骨肉腫切除
開胸手術による胸腺腫切除
下顎扁平上皮癌切除 下顎全切除
などを実施しています。

祇園祭 神輿渡御に参加しました<3回目>!!2016年8月

2016年8月2日

動物病院 京都 院長の園田 祐三です。

8月に入り、京都らしいかなり暑い季節になってきました。

7月17日および24日 祇園祭 神輿渡御に参加致しました。
4年前より参加して以来、第3回目の参加となりました。

自分の父が、京都の錦の出生なので、親戚が京都に多いという関係で、今回も口をきいてもらい、参加させて頂くことになりました。

今年は
前祭:坂口 中西
後祭:吉田 中西
という布陣で望みました。
特に、今年は、獣医師 中西 が初めての参加で気合を入れていきましたが、無事にお務めをこなしてくれました!!

今後も、京都に根ざした、京都密着型の動物病院を目指していきます。伝統を重んじ、様々な行事に積極的に参加していきたいと思っております。
そのため、一部の日程において、変則的に各獣医師が休診となることがありますが、ご理解ご了承のほどよろしくお願い致します。

動物病院 京都
院長 園田 祐三

動物病院 京都での日々 シリーズ 第1弾 2016年1月更新

2016年1月5日

こんにちは。
動物病院 京都 院長の園田 祐三です。

今年は、暖冬だと言われているからか、京都はいつも底冷えするかんじなのですが、がつっと寒い日が少ない印象があります。

ただ、冬場は、人間と一緒で、咳や呼吸困難など、循環器・呼吸器の病気での来院が非常に増えます。皆様がお飼いのわんちゃんねこちゃんの呼吸状態には十分注意し、特に心臓病をすでに患っている場合は、気をつけてあげるといいでしょう。

さて、いくつかのシリーズを書いていこうの第2弾ですが、以前からも動物病院での日々をつらつらと、書いてはいたのですが、シリーズとして、動物病院で働いていること、日常を中心に、記録に残していきたいと思っています。

12月のとある平日の一日です。

朝イチは、比較的診察がたてこみます。当院では常時獣医師3-4名体勢(時に2名)で、診察室が3つあるので、仮に6件お待ちであっても、特に獣医師のご指名がない限り、2番めから3番目にでお呼びできることがほとんどです。

あまり知られていないことですが、動物病院にも繁忙期と閑散期があります。
というのも、我が国には、狂犬病ワクチンを飼い犬には接種しなければいけないことを定めた狂犬病予防法があるため、その狂犬病ワクチンの接種の時期が、4-6月に多いこと(それ以外の月に接種しても大丈夫なのですが)およびフィラリアのシーズンが3,4月から始まること、またノミ・ダニの発生が春夏秋に多いことなどから、特に3から7月くらいが診察の多いシーズンで、12,1,2月は比較的そういった予防シーズンが過ぎる分、診察数が減少します。

そのため、1月に初めて来院された方が、あまり待ち時間なく診察させて頂き、その後4月に再度来院された場合、1-2時間待ちということにびっくりされる方もいらっしゃいます。

少し話がそれましたが、朝のパタパタっとした診察から10時半くらいには、一瞬ゆったりとするのですが、11時前から再び、診察が多くなり、結局診察が終わったのが、14時前。

この日はこれから、猫ちゃんの避妊手術と、猫ちゃんの口内炎の治療である、臼歯全抜歯をしなければいけません。ただ、当院は午後の外来は16時から。この時点で、自分の診察が17時以降からスタートすることを覚悟します。

避妊手術は無事に20分ほどで終了(鎮静鎮痛や麻酔などを入れると1時間くらい)し、次の手術の準備です。

当院には、坂口、吉田、谷田の獣医師が、持ち回りで診察しているので、この日も、自分以外に坂口と吉田が出勤していたため、いろいろな準備をチーム医療で、実施しました。

結局自分と坂口で担当した手術が終了したのが、17時過ぎ、まだ昼ごはんを食べていなかったので、お待ちしている飼い主様に申し訳ないと思いながら、コンビニのごはんをかけいれます。

 

もちろん、ゆっくりと昼ごはんを食べられる日もあります。手術が入っている日は、比較的パタパタしていて、大変なことも多いです。

そのため、午後の診察が遅れてしまうことも、時々あって、皆様に御迷惑をおかけして申し訳なくも思っています。

12時から16時まで、昼休み長くていいなぁと思われることもあるのですが、逆に自分としては、やることが多すぎて、むしろ足りないとすら思っています。

昼の時間は、前述したような手術を実施したり、おなかや心臓の超音波検査を実施したり、ACTH刺激試験などホルモン検査をしたり、局所麻酔にて腫瘍の切除、抗癌剤の投薬などを実施したりするため、獣医師の人手は増えたのですが、なかなかスケジュール調整が大変です。

さて、17時からの診察を何件か診させて頂き、これも病院あるあるなのですが、18時前後は比較的、診察がすきます。そして19時から、特に午後の受付最終時間である20時手前くらいに、ドドドっと来院される飼い主様が多く、バタバタっとします。

最終的に、午後の診察が終了したのが21時すぎ。そこからカルテの最終チェック、獣医師同士でのカンファレンス、打ち合わせなどをへて、23時半くらいに帰宅の途につきました。

そして、そこから獣医師同士で近くでごはんを一緒に食べることが多く、まさにいまの自分の体が、体重増加傾向にあるのは、これらの影響かなぁと思っています(汗)

話がだいぶそれますが・・・

ごはんだけに注目すると
朝ごはん⇒朝8時半くらいに フルーツジュースのみ のことが多い
昼ごはん⇒15時くらいに コンビニ弁当
夜ごはん⇒24時前に 吉野家・松屋・ラーメン・餃子の王将などジャンキーなもの

という感じなので、いいわけですが、太る要素満載だなぁと思っています。よく、贅沢してるんじゃないと診察しているときに雑談で話をされるのですが、自分の性格的に高級な食事にまったく興味が無いので、贅沢はしていません(笑)

時々、病院のみんなで、焼き肉を食べに行ったりするくらいです。あとはラーメンとかなので贅沢ではないかなと。太りそうですが(笑)

 

学生時代は、178センチ 57キロ 体脂肪率7%と超ヤセ型、今は178センチ、75キロ、体脂肪率・・・%とぽっちゃり体型になってしまいました。

ライ○ップに一念発起して、通おうかとも思っている毎日です。

今回、動物病院での日々 第1弾を書きましたが、ちょっと日々からははずれるような話もしてしまったため、次回はより詳しくどんな診察だったのかなども入れながら書いていきたいと思っています。

動物病院 京都
院長 園田 祐

動物病院事件簿 シリーズ1 2015年10月更新

2015年10月10日

こんにちは。

動物病院 京都 院長の園田 祐三です。

10月に入り、かなり涼しくなって、朝夜は特に長袖を着ないと風邪を引いてしまいそうなくらい、肌寒いですね。

その寒さからか、下痢嘔吐などの胃腸障害で来院される子が非常に多いです。

ひどい場合には、血液検査などをしてわかることで、膵臓や肝臓などの内臓が、悪くなってしまっていて下痢嘔吐しているということもあります

ブログの内容をどうするかを常に、考えているのですが、シリーズとして、

「わんちゃんねこちゃん事件簿」

「院長園田のしつけ教室」

「動物病院京都での日々」

などを考えています。

今日はその中でも、わんちゃんねこちゃんとの生活の中で、いろいろな確率が重なりあって、こんなことが起きるのかーというようなこと「わんちゃんねこちゃん事件簿」として、つらつらと書いていきたいと思います。

さて、シリーズ第1弾のお話は・・・

「年末骨付きフライドチキン10数本誤食事件簿」

~年末に、うちのこが、みんな(←人間)で食べようと買っていたフライドチキン10本全部まるごとたべちゃったよ~

当院は、年末年始も休まず診察させていただいていることが多いのですが、年末年始は普段別の他府県にいらっしゃる方が、帰省で京都に帰ってきているということも多く、関東や東海地方の飼い主様がわんちゃんねこちゃんを連れてこられることも多いです。

今回のわんちゃんは、ミニチュアダックスさんで、東海地方からの帰省中のお話でした。聞くところによると、ミニチュアダックスさんを家でお留守番させている間に、人間がみんなで食べようと思っていた、骨付きフライドチキン10数本をテーブルの上に置いていたが、帰宅してきたら、袋だけ床に落ちていて、中身が全部無くなっている!!とのことでした。

来院された際には、当のダックスさんは元気いっぱいで、何食わぬ顔。しかし、おなかをさわると、おなかはパンパンで、すごくはっている状態でした。

 

フライドチキンを食べた際に、わんちゃんで問題となるのは、主に食道です。バリバリっと食べた際に、喉にひっかかり血まみれになっているわんちゃんも診察したことがあります。その際は、軽く麻酔または鎮静をかけて急いで、骨を取り除かないと死んでしまうこともあります。

今回は、わんちゃん自身は、血を吐くこともなく、むしろしっぽをふっているくらい元気。ということは、食道にはおそらくつまっていないだろうと考え、まず食道、胃腸含めたレントゲン検査を実施しました。

すると、右のような⇒⇒⇒

胃の中に 多量の骨が!!!!!

こんなに一度に、フライドチキンを骨ごと食べたわんちゃんはいまだかつて診たことがないレベル。

選択肢としては

①麻酔をかけて、胃カメラ、開腹などで1本1本取り出す

②催吐処置をして、吐かせる

③胃腸の保護や胃腸の動きを助け、自力で消化してもらう!!

自分の答えは③でした。

フライドチキンは1,2本くらいであれば、食道を傷つけなければ、まず消化されます。人間が、フライドチキンなど骨ごと仮にバリバリ食べても、腸に刺さらないのと一緒で、体は強く出来ています。しかし今回は、数が半端ではなかったので、入院治療とし、胃腸の動きを助けるための点滴と、胃粘膜保護剤などを治療として加えました。

①や②の選択肢は今回の場合、消化される可能性が高いこと、むしろ取り出そうとするほうが、折れた骨の先端が食道に突き刺さってしまう恐れなどがあることが懸念されました。

結果としては、驚くべきことに、わずか2日間で、すべて溶け、安心して年末年始を飼い主様と過ごすことができました。

下の、左の図が先ほどの写真

そして右が 2日間 胃腸の保護治療をした後の写真です。

わんちゃんは、いろいろな人間のものを誤食します。

それで腸閉塞となり、手術をしなければならないことも多いです。当院での誤食の手術は、月に1件はあります。

ひもや鈴、タオル、ストッキングなどなど。腸閉塞になると手術以外では取り出せず、数は非常に少ないですが、腸にダメージがありすぎて、それがきっかけで亡くなってしまうこともあるくらいです。

今回のフライドチキン事件簿では、幸いそういった外科をしなくてもよかったですが、くれぐれもみなさんは、わんちゃんの誤食を防ぐようわんちゃんの手の届かないように食べ物や人間のものを置く、またしつけとして食べさせないようにするトレーニングを実施するなど努力をしていきましょう。

当院では、行動療法に力を入れており、誤食を防ぐような、口に加えているものを離す「オフ」という号令だったり、落ちているものを拾わないようにさせる訓練方法なども時間を許す限り、お伝えしていくことも多いです。

これからも、わんちゃんねこちゃん事件簿含め、実際にあった出来事などを、お伝えしていければと思っています。

動物病院 京都

院長 園田 祐三

猛暑という名に相応しい暑さ in京都 2015年8月

2015年10月6日

もう10月になりましたが、8月に作成したブログを更新していないことに今日気づいたので、かなり季節外れですが、更新します。

こんにちは。

動物病院 京都 院長の園田 祐三です。

京都では、連日 35度を超えたりと、猛暑という名に相応しい暑さが続きますね。

当院には、軽度の熱中症で運ばれる子はいますが、幸い熱中症で亡くなってしまう子は

まだでていませんが、この暑さなので、十分な飲水と温度管理が必要ですね。

よく、「クーラーって付けたほうがいいんですかね?」と聞かれるのですが、

京都でクーラーなしでいけるのは、結構風通しのいい家でないと厳しいのではと思っています。もちろん、風通しよく、人間もそんなに暑くない家であれば、エアコンはなくてもいいかもしれませんが、人間よりずっと、羽毛をまとっているので、特に熱中症や脱水症は要注意です。

食欲不振や元気消失、ひいては下痢嘔吐などの消化器症状など様々な症状を引き起こす可能性がありますので、よく注意して観察してあげるといいでしょう。

さて、今月も今夜の終電に乗って、埼玉県の川口市まで、獣医皮膚科学会会長の永田雅彦先生のいらっしゃる、どうぶつの総合病院まで、出張です。

この日だけは、19時くらいまでの診察になってしまうのですが、申し訳ありません。

それでも、目的地である東川口駅に到着するのは24時半くらいになってしまうので、ご了承ください。

水曜日木曜日と休診を頂いておりますが、今回は水曜日どうぶつの総合病院にて、皮膚科研鑽、木曜日は東京駅の会議室にて皮膚科のカンファレンス参加と、休日返上で皮膚科に向き合っています。

特にこの暑い時期、ワンちゃんやねこちゃんの皮膚に、異常をきたす子の来院も増えています。アレルギー・アトピーだと思っていたら、実は細菌性の皮膚病であったり、カビがいると思っていたら、実は疥癬や毛包虫(アカラス)といった寄生虫がいたり、脱毛症だと思っていたら、皮膚の毛細血管の循環障害だったりと、皮膚に異常がでるには様々な理由があります。

皮膚を直接とって、病理検査をしなければならない子もいますが、皮膚の表面から細菌やカビ、各種寄生虫が簡単に検出されたりすることも多いです。急になった皮膚病の子はもちろん、慢性的で若い頃から皮膚が悪いなど、皮膚でお困りのワンちゃん・ねこちゃんをお飼いの方は、一度ご相談ください。

休みの日の過ごし方 2015年6月

2015年6月30日

こんにちは。

動物病院 京都 院長の園田祐三です。

最近の悪天候にはもう驚かなくなってきましたね。

昔からのような夕立という様相ではなく、まさにゲリラ的な豪雨があったりします。

先日も、日曜日終業したのが19時くらいだったので、一旦帰宅しようとおもったら、1時間ほど、滝のような大雨でした。

またある日は、前日の夜間診療の疲れか、ベッドではなくソファで寝ていたのですが、雷の音ではなく、外でふっている土砂降りの雨の音で目が醒め、ベッドに移動することができたという日もありました。

さて、

先週、6月24日、25日は、自分の休診日を利用し、東京の品川にて開催された整形外科セミナーであるHJSセミナーに参加し、整形外科について研鑽してきました。

当院では、整形外科の手術である

橈骨尺骨骨折整復術

上腕骨骨折整復術

大腿骨骨折整復術

脛骨腓骨骨折整復術

を主に、プレート法にて実施しております。また、

膝蓋骨脱臼整復術

は、脛骨粗面転移術およびテンションバンドワイヤーを用いて整復手術を実施しております。

若い、弱齢のトイプードルさんやヨークシャテリアに多い

レッグペルテス病(大腿骨頭壊死症)については、

大腿骨切除術

を施術しています。

大腿骨脱臼については、

鎮静化における整復

大腿骨頭切除術

を実施しております。

 

今回、参加したHJSセミナーにおいては、

橈骨尺骨骨折や、上腕骨骨折などに適用できる手技などを研鑽してまいりました。

自分は、水曜日、木曜日を休診日とさせて頂いておりますが、

埼玉県のどうぶつの総合病院 皮膚科において研修や、外科セミナーへの参加をしております。

時に休める日もあるので、そうゆう日に体力を回復していければと思っています。

いままでも、獣医療に対し、勉強をしてきた自負はありますが、人の医療と同様、獣医療も日々進化しており、その進化を常に取り入れ、皆様に最良の診断・治療を届けてまいりたいと思っております。

毎日の診療、手術において、様々なことを実施しているので、いま、当院で行っている治療、手術などを随時、紹介していきたいと思っております。

 

動物病院 京都

院長 園田 祐三